FANZA(DMM)アフィリエイト審査に受かるために

前回までに書いたような理由で、エロサイト作ろうと思ったのですが、FANZA(DMM)のアフィリエイトをやろうと思ったのにはもう一つ理由があります。
それはFANZA(DMM)は、API(Application Programming Interface)が使えるからです。

APIってなんですの？という話をしておくと、通常我々が見ているこういったウェブページはHTMLというもので記述されているのですが、これは人間が見るために書かれているので見た目を整えたりといった余分な情報が沢山入っています。
一方でFANZAが提供するAPIというのは、コンピュータが処理しやすい情報、すなわち余分なものはなく必要なものだけがまとまってるような形でプログラムから情報を取得することができます。
このプログラムのために開かれている口のことをAPIといいます。

なんとなくこんな情報がプログラムからとれるんだよってのはDDM Webサービスのページにまとまっています。

エロブログみたいのを書いて、作品紹介していくようなアフィリエイトならあまり関係ありませんが、本サイトのように検索システムそのものを作ろう、というような場合は、このようなAPIからデータを取得することが必要不可欠になってきます。
まあやろうと思えば無くてもできるのですが、あったほうが圧倒的に楽になるのは間違いありません。
僕がよく使うFANZAはAPIを提供していたので、こらもうFANZAのアフィサイトつくるしかないっしょ。となるのは自然な流れでした。

それで、FANZAでアフィリエイトをするにはどうすればいいのかというのを調べていくとDMM アフィリエイトというのに登録して、審査を受ける必要があると。
そしてその審査には、アフィリエイトをするためのサイト(URL)が必要で、審査を受ける時に書く必要がある、ということがわかりました。
またそのサイトは空の何もないサイトではだめで、もうすでにある程度作成されているサイトでなくてはならない、というのも調べていくうちにわかりました。
事実、同時期に僕の友人もFANZAのアフィリエイト審査を申し込んだようなのですが、ほとんど何もコンテンツが無い状態で審査に申し込んだら普通に落ちた、といっていました。

なるほど。先に作ってから審査をうけろというわけですね？
じゃあ先に作ろうじゃないか。そう思ってAPIを利用しようと先のDDM Webサービスのページを見ると


Webサービスをご利用するには、DMM会員登録、DMMアフィリエイト登録、API利用登録が必要となります。

どうやらこのAPI利用登録というのは、アフィリエイトの審査が通った後にできるらしく、ようするにまず最初にアフィリエイト審査を通しなさいということのようです。
なるほど、では先に審査を通そうとすると、どうやら審査を通すためには先にサイトを作ってからでないと駄目なようです。

    ？

なんですかこのメビウスの輪みたいな状態は。
ある程度サイトを作らないと審査は通らないのに、サイトを作るためのAPIは審査通ってからじゃないと使えない……？
ふぅーむ

つまり例えばブログとか適当にでっち上げたサイトを作って審査を通してしまって、その後にがらっとAPIを使うような形に書き換えればよいということでしょうか。
でもそうしたら審査って何のためにあるんでしょうか。考えたら負けですかね？

仮に全然違うサイトをつくってとりあえず審査を通して、その後、APIを使ったサイトにガラッと変えた時
FANZAからお前のそのサイト認めてねーから～！って言われる可能性だってあるってことですよね？

清く正しい僕は（ビビりともいう）、そのような可能性もあると思い、ちょっと違うアプローチを取ることにしました。
というのも、APIを使うには審査を通してからじゃないと使えないのに、審査にのためにはすでに作成されたサイトが必要というのであれば、これはもう誠意を見せろと。私はやる気があるんですという誠意を見せろと言っているわけだろうと解釈し、誠意を見せることにしました。

正しく実装はされてないけれども、検索サイト風なサイトを作ります。今のこのサイトの原型になっています。
もちろん完全なモック（はりぼて）です。コンテンツはわずかしかありません。(検索結果が5個表示されているような感じのはりぼてでした）

そして、そのハリボテに、こういう感じでAPIつかって検索サイト作りたいんですが、審査通してくれませんか？と表示して審査に出したら2日くらいでOKのメールが来ました。

受かってしまえばあっけない話ですが、審査通す前は色々悩んでしまいました。
何度も言いますが僕は根が正直者（ビビり）なので裏口入学的な審査の合格ではなく、清く正しく美しく合格したかったんですよね。
そういう意味で、FANZAのアフィリエイト審査は、余計なこと考えて姑息なことしないでも真正面からこうしたいってサイトの原型を作って審査に及べばまず受かると思います。
誰にでもホイホイアフィリエイトIDを発行すると、アカウント管理のコストもかかるわけだし、APIの利用だって我々アフィリエイターは無料で使えますが、実際サーバのコストなどはFANZAが負担してるんですよね。
単に情報だけ取得する目的でアフィリエイトIDを発行されたくないとか、そういう話なのではないかなと思いました。

もしFANZAアフィリエイトでエロサイトを作ろうという後続の方がいらっしゃるのであれば、参考までに。